ベネット・万葉最強汎用性バッファー時代がもう終わる

あっす。今回は前回と引き続き、バフキャラの観点から見たベネット、万葉の今後に関して考察しようかと思います。

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目次

ベネット・万葉の汎用性が下がりつつある現状

今回も前回の鍾離の考察と同様に、みなさん薄々感じているのではないかという内容になります。
個人的には最近、新キャラが追加されるたびに今までだと、相性のいいキャラという立場で紹介されまくっていたこの2体のキャラたちがどんどん見なくなっている印象があります。

この理由に関して、先に個人的な考察の結論をまとめると

草元素の登場とキャラの多様化で火力の出し方が多様化している

ということ挙げられるかと思います。
草元素の登場で元素反応もキャラの重要なステータスにも変化があり、“攻撃&ダメージバフアタッカー強化環境”に“熟知&元素反応火力環境”が対等してきたと感じています。

そのため、私自身、最近この2キャラを使う頻度が激減しており、実際に某海外のキャラ使用率調査などでも万葉やベネットの採用率が低下している結果になっています。

ではこの理由について、考察していきます。

徐々にベネット・万葉が必須ではなくなっている⁉︎

草元素反応と相性がベストではない

まずはなんといっても草元素が原因という話をします。
まず、草元素の登場で激化(超激化、草激化)、燃焼、開花、超開花、烈開花など元素反応面でいろいろな火力の出し方の編成が登場しましたが、草元素関連の反応は今までの元素反応とは大きく異なります。ベネット、万葉それぞれで相性がベストでない理由を見てみましょう。

●ベネット
ベネットのバフ効果は攻撃力を強化するのですが、草元素アタッカーは攻撃よりも、草激化反応を利用したを”元素熟知”のほうが火力に直結します。そのためベネバフの価値が低く、さらにはその激化反応を利用したいのに燃焼反応が起こることがなんといっても邪魔になってしまうことが多いです。
また烈開花反応もベネットが積極的に狙いに行くのが推奨されるキャラではありません。

楓原万葉

●楓原万葉
万葉は風元素が草元素と反応しないのが大きな理由です。そのため、激化編成などでは雷キャラは強化できても、草キャラが強化できず、パーティ全体で最大DPSを追求しずらい状態になってしまいます。
また爆発の元素変化で烈開花や超開花を狙いに行くことはできますが、この編成ではそもそも草原核の生成にキャラ枠が割かれることが多く、万葉を入れる枠が残らないことが多いです。

上記のような理由から、草元素とは元来相性がベストマッチではないキャラ設計になってしまいます。
ただし念のため反例を述べておくと、燃焼溶解編成燃焼蒸発編成などでは草元素を利用して活躍できます(後述)。

今後燃焼反応にもいずれテコ入れができるキャラが実装されれば、そこで活躍の機会はあるかもしれません。

全く今までと異なる火力の出し方の編成が登場

前述した通り、元素反応面では火力に直結しない結果を生む可能性が多く、特に雷と草元素を利用して火力を出す激化編成では燃焼反応の創出やバフ効果の相性の悪さなどの理由から2キャラとも相性がベストマッチとは言えない部分があり、

烈開花や現状強いとされている超開花編成でも、そもそも草原核を大量生成しないといけない関係上パーティ枠を圧迫する形になってしまう結果につながることのほうが多いです。

また、草元素関連反応に共通する重要ステータスが”元素熟知”です。
ベネット、万葉は無凸時点では、この元素熟知を強化する性能をキャラ的に有していません。もちろんベネットは聖遺物教官を持てるキャラで元素熟知バフ+120、万葉は2凸すれば元素熟知バフ+200できるのですが前述した相性の悪さが足を引っ張ります。

また、なんといっても大きいのが複数戦闘最強編成として登場した”ニィロウ開花編成”の存在でしょう。そもそもキャラが水キャラと草キャラのみで固定されてしまいますので、ベネットや万葉の入る余地がありません。

HP/防御/元素熟知の火力依存キャラの充実

これはどちらかというとベネットにかかわってくる話ですが、夜蘭、荒瀧、ナヒーダ等々、最近では攻撃力よりほかのステータスが火力に重要なキャラが非常に増加してきました。

これによってそもそも攻撃バフ効果が十分に活かせないキャラも増えており、バフの面でもベネットの一強時代が終わりを告げています。

エネミーの多様化

これは戦いやすさの面とかかわってくるのですが、エネミーの多様化も徐々にベネット万葉をむしばんでいると感じています。

例えば聖骸獣(水)は超高火力が故ベネットの自信の体へ炎付着してしまう部分にダイレクトアタック…!2倍蒸発で、普通にワンパンされてしまうことが多発するようになりました。

また万葉に関しても年々と吸引ができない、もしくは吸引がしずらい敵が増加していっています。

今までベネット万葉で組めていた最強編成は全然現役

ここまでさんざんな内容語ってきましたが、じゃあ結局ベネット万葉は今後強くないキャラになるのかといわれるとそういうわけではありません。今までの環境で組める編成などはいまだに最強核に君臨していますし、今後もそうそう下火になることはないでしょう。

草元素実装前から存在する現役の最強編成達を紹介しておきます。
ピックアップして紹介するならやはり”雷電ハイパーキャリー”と”国際タルタリヤ”だと思います。

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雷電ハイパーキャリーは雷電が2凸以上ほしいところではあるのですが、今までの攻撃バフや、元素ダメージバフがいかに強いのかというのを知らしめる編成。また国際タルタリヤもサイフォスの実装でチャージ要求値をかなり下げることができ、えげつない蒸発火力を叩き込める強い編成の一角です。

また、ベネットを利用した雷電ナショナルもいまだもちろん現役ですし、
万葉を利用した神鶴万心などもエネミー環境的逆風がありながらもいまだ今日編成の一つです。

また、前述した通り、草元素実装後も、ベネット、万葉を使った高いDPSが実現できる編成は数多く誕生しています。中でも燃焼溶解や燃焼蒸発烈開花など、元素反応の組み合わせで火力を出す編成はかなり強いです。

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まとめ 今後に関する考察

というわけで、まとめてきた通り、ベネット、万葉はキャラの多様化で間違いなく汎用性最強バッファーとしての立ち位置は奪われつつある現状ですが、もちろん今まで強かった編成はいまだ現役ですし、新たに生まれた強編成も多く存在します。

ここからはがっつり私の見解まじりですが、今後に関しては、やはり今まで注目されてこなかったところに注目してキャラ性能を多様化していることが見受けられるため、今後も徐々にベネット万葉の汎用性は低下していくと感じています。

ただし、個人的にはキャラの多様化で多様な遊び方が充実していくこのスタイルは非常に好みです。

多くのソシャゲが、ゲームの新しい価値観、楽しさを“インフレ”であたえ、その時代に輝くキャラ、編成がコロコロと入れ替わり、過去強いとされていたキャラが見る影もないと言うことがよく聞く話ですが、

原神はインフレが全くないとは言いませんが、本当にキャラ調整がうまいゲームであると感じており、まさにキャラの多様性で勝負。今まで最強と言われた編成に肩を並べるような形で編成が多様化していく。また今までピーキーな性能から微妙と評されていたキャラたちが再注目されるなどが日常的に行われます。

こういった調整を行っているゲームだからこそ、初期や前時代にに最強と言わしめていたキャラたちが徐々に“淘汰”ではなく、“標準化(他編成と肩を並べていく)”されると感じています。

私はいろんなキャラをいろんな方法で使うことに楽しみを感じている人間なので、こういった多様化によって、いろんな強い編成が生まれることに関しては賛成です。

唯一の懸念点を上げるならお財布事情でしょうか(笑)本当にうまいマーケティングをしているなという感じです。

話がそれましたが、今後も結論としては、題名の通り、”ベネット・万葉最強汎用性バッファー時代はもうそろそろ終わる”でしょうが、おそらく今後も強編成は残り続けるでしょうし、新たなキャラの登場で新たな使い方も開拓されると思っています。(※あくまで個人的見解としてご容赦ください。)

そういった期待を胸に今回はここまで。何かしら参考になるないようでしたら幸いです。

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