あっす!ふくしゅぽです。
今回はタイトルにもあるとおり正直いろんなご意見があるだろうなぁという内容に関して話していこうと思います。
原神界隈には目に見えぬ”忖度”みたいなものがあり、有名でだけど編成名が先行しているだけで、特定条件下でないと力を発揮できなかったり、そもそも言うほど火力が出なかったりといった、
”有名だけど正直お勧めできない”編成が存在していると思っています。
さらに言うと、名前の有名さだけで明らかに今の環境では強くない編成が“最強パーティ”などと紹介されている情報などもたまに拝見するため、少なからず初心者さんなどへの注意喚起になればと思い今回まとめさせていただきます。
一応、この記事を書いているふくしゅぽは今まで150を超える編成紹介の動画を投稿してきており、クレーは未所持、アーロイは未育成ですが、ほとんどのキャラを育成して使用しているので、あまりずれた内容にはなっていないと思っています。もちろんいろんなご意見あるかと思いますが、今回まとめる内容はあくまで一個人の意見ということでご容赦ください。
神鶴万心(神里綾華/申鶴/楓原万葉/珊瑚宮心海)
いきなり行きますが、まずはこれ、神鶴万心です。
先に間違いがないように言っておきますが、この編成は間違いなくDPSでみれば強編成です。条件がそろえば、神里綾華の爆発がえげつないダメージを出すことができ”最強編成”と表現することができます。
神鶴万心がおすすめできない理由
ではなぜ、今回一番にこの編成を挙げたのか?それは、環境対応力の低さです。
この編成はDPSの約8割が神里綾華に依存します。その中でも”元素爆発フルヒット”が火力を出すうえで非常に重要になってきます。
この神里綾華の元素爆発ですが、特定条件下でないとフルヒットおよび真価を発揮できません。
その条件をまとめると
・敵の行動が制限できる(凍結orあまり動かないボス)
・凍結状態で氷風4セット会心UP(MAX40%)効果を活用できる →
・集敵が有効で極力多くの敵を一掃できる
=条件要約=
凍結,集敵,
氷元素有効
などがあげられると思います。この条件が難関コンテンツ深境螺旋の環境ではだんだん実現しずらくなっています。大まかな理由を下記にまとめます。
敵キャラの多様化
稲妻後半から、スメール実装後、確実に敵キャラはさらに多様化しており、上記のような条件を満たしずらくなっています。例えば、最近登場した聖骸獣、キノコン(大)、シャドウハスク、などは集敵が今までの敵キャラに比べても行いずらくなっており、動き回ったり、そもそも遠距離攻撃で近くによって来なかったりするためまとめて爆発をフルヒットさせるのがむつかしいです。
もちろんそもそも集敵ができない新たな遺跡系や、集敵かつ凍結ができないボスキャラ達も多様化しており、空に飛びあがるため弓キャラ必須なドレイク、激化が欲しいのマトリックス、岩キャラが欲しい黄金王獣など綾華の爆発フルヒットの観点では正直適さない敵キャラがさらに螺旋に登場するようになりました。
さらには氷アビスや氷ヒルチャールなど、氷元素体制が高いor氷元素ダメージ有効でない敵も登場する機会が多く、そもそもシールドが割れずダメージを与えられないなども頻繁に起こりえます。
ほとんどボスキャラが前後半どちらにも出てくる
最近の螺旋環境は、前半は多くの敵を登場させることでの明らかに集団特化編成優待、後半はボスラッシュで単体特化編成優待というようなやり方はVer3.2以降実装されておらず、さらに対応力が求められるようになりました。ボスキャラたちは基本的に凍結が有効ではありません。
ただし、それも意に介さずぶちぬける火力を神鶴万心編成は有しているのですが、それを実現するにはパーティの育成度合いが試されるうえに、前述したように、このボスキャラ達も最近はギミック対応力を求められるようになっており、なかなか火力のごり押しがむつかしくなっています。
集敵しずらい敵配置
最近の螺旋環境は本当に万葉の集敵対策をしてきている印象です。集敵有効なキャラもあえて幅広く配置させ、万葉の集敵を行わせません。そのため、敵キャラの誘導が必要になっており、神里綾華の爆発フルヒットが以前に比べても簡単に行えなくなっています。
敵キャラの出現頻度の増加
集敵しずらい敵配置に加えて、最近は敵キャラが何度かに分かれて出てくることが多く出現頻度も増加しています。こうなってくると、位置的な軌道修正ができる自強化アタッカーキャラと比べても爆発の軌道修正が行いずらいこの編成にはつらいところで、爆発がフルヒットする前に敵を倒し火力が無駄になたうえで、再度20秒のCTを待たないといけないといったことがしばしば起こります。
元素付着をするギミックで凍結維持できない
特定元素を定期的に付与する螺旋ギミックも引き続き登場しており、凍結維持を阻害する要因になっています。
以上のような理由から、神鶴万心編成は螺旋をターゲットに現環境を見ると、必ず上記にまとめたような不都合が起こるフロアがあることから全フロアを通して火力を最大火力を叩き込めること基本なく、現状神鶴万心は正直使いやすい編成とは言えないと思います。(最新のVer3.7螺旋の前半で久々に、どのフロアでも使いやすい感じになっています。)
またこれは個人的にな練習不足もあると思いますが、モチーフ武器霧切をもった綾華の爆発の最大打点を狙うためには、爆発の前にダッシュ&通常を行わないといけないのも戦闘のテンポ完を悪くする要因になっており、あまり好みではありませんし、★5キャラが4人必要という点も金銭面でのコスパの悪さがあります。
綾華をメインアタッカーで使うのであれば、燃焼溶解などの溶解で火力を出す編成のほうが、様々な場面で対応しやすく、使用感も悪くないため好みではあります。
ただし、、、みんな大好き雷電ナショナルや、最近強いとされている激化、超開花編成などとキャラがかぶりずらい点など利点もあり、最初にも述べたようにマッチする環境で使うと本当にえげつないDPSを実現することができ間違いなく”火力面”で見た際に最強編成として紹介されるのは間違いありません。
螺旋では多少の悪条件でも突破できる火力は有していますが、最近始められた人などは、多くの条件が求められるという前提を理解したうえで、火力追及編成として割り切れるのであれば、この編成のビルド構築を目指すのもよいかもしれません。
個人的評価
単体戦火力 ★★★★☆
集団戦火力 ★★★★★
環境対応力 ★★☆☆☆
安定感 ★★★★☆
モルガナ(モナ/ウェンティ/甘雨/ディオナ)
この編成と次に紹介する編成は人によっては”わざわざ入れなくても…”と思われるかもしれません。
ただ、残念なことに、いまだにモルガナを最強編成の一つをして紹介している情報が後を絶ちません。
なので、正直に今回言わせてもらうのですが、モルガナは現環境では微妙と評価せざるを得ない、名前だけ先行してしまっている編成です。怖がらずにぶっちゃけて言いましょう、もう現環境では弱いです(笑)
元素付着をするギミックで凍結維持できない
この編成がおすすめできない理由としては、前述した神鶴万心とおなじく凍結&集敵が前提の編成であるため環境対応力の低さと合わせて、火力も神鶴万心の下位互換という点にあります。
環境対応力の低さ
環境的に弱い側面を持つ凍結編成であり、
・集敵拘束しずらい敵の増加 → ウェンティで敵の行動を縛れない
・ボスキャラの充実&出現頻度増加 → そもそもボスキャラには火力がだしずらい
・集敵しずらい敵配置 → ウェンティの爆発展開位置がさらにむつかしい
・敵キャラ出現頻度の増加 → バフの更新、ウェンティの集敵がむつかしい
・凍結阻害ギミック → 凍結拘束ができなくなるととたん無力
といった形で、神鶴万心が受けうる不都合のほとんどをモルガナも受けます。
そのうえモルガナはもともとが集団戦に強い編成であるが故、現環境の凍結できないボスキャラの多さは神鶴万心以上の火力の出しずらさにつながります。
火力が神鶴万心の下位互換
キャラが充実した現環境では、他編成と比べてもバフ、デバフ性能が編成的に不十分と言わざるを得ず、そもそも新しい敵のHPが高くなっている現環境では敵をまとめて処理するのにも時間がかかり、向かい風となってしまっています。
正直、モルガナを使うくらいなら神鶴万心の方が火力は出しやすいですし、noiu甘雨をメインアタッカーに使いたいなら、神鶴万心の綾華の枠と交換させるか、燃焼溶解などの溶解反応で火力を出す編成のほうが、様々な場面で対応しやすく、使用感も悪くないと個人的には思っています。
凍結編成全般に言えることかもしれませんが、モルガナは現環境の螺旋では、本当に敵やギミック条件がそろわないと好タイムでの突破がしずらい編成になっており、烈開花や豊穣開花など集団戦に強い編成も多く登場していることからあえてモルガナを育成する必要はないと思っています。
モルガナを最強編成として紹介している情報に関しては、編成名が有名かつ、他ゲームでも登場する名前であるため、再生数が確保できるからなんだろうなぁ、、、と思ってます。(違ってたらほんとごめんなさい。変なやかみをしたいわけではないです。ただ実際にふくしゅぽもモルガナを紹介した動画があるのですが、性能は微妙と評しているにもかかわらず再生数は良く、YouTubeアルゴリズム的にそういうことなんだなと勝手に思ってます…)
最近始めた方などは、名前が有名だからという理由でこの編成に向けてキャラ育成を進めるのは注意してください。と個人的には言いたい編成です。
個人的評価
単体戦火力 ★★☆☆☆
集団戦火力 ★★★★☆
環境対応力 ★★☆☆☆
安定感 ★★★☆☆
XiaoGeo(魈/ファルザンor4凸ジン/鍾離/アルベド)
この編成も人によっては”わざわざ入れなくても…”と思われるかもしれませんし、そこまで現在、注目されていない編成でもないかもしれませんが、ピックアップさせていただきます。
この編成に関してはいまだに動画を出すことすらできないくらいの火力しか出すこができていません。もちろん私のキャラ育成不足が理由というのもあるのですが、ある程度ほかアタッカーと近いほどの火力を出すのは正直むつかしいと思っています。
XiaoGeoがおすすめできない理由
この編成がおすすめできない理由としては、キャラの凸依存度の高さと戦闘のテンポ感の悪さという点にあります。
キャラの凸依存度の高さ
XiaoGeoは良くも悪くもDPSはショウの火力に7,8割依存します。そのため、ショウで十分な火力を出せるように火力サポートが重要になるのですが、他の編成と同じくらいの火力追及をしたいとなった場合、風火力サポータとして”ファルザン完凸”(or”ジン4凸”)が必須になると思っています。逆にこの凸効果がないとDPS的には★4キャラのみ編成より劣る場合もあります。
そもそも、この編成が注目された理由の一つとしては元素反応を使わないという物珍しさという点にあると思っており、決して高いDPSを実現できる編成でないです。岩共鳴の与ダメバフによってショウの火力追及をするというコンセプトはあるのですが、それにしては元素反応を起こせない点を補うほどのパーティバフ効果が十分になく、同様に火力につながる元素反応を起こせない荒瀧というアタッカーと比べてもショウは単体でも少し正直火力の出しずらさがあると思います。
戦闘のテンポ感の悪さ
これは”あなたの感想”といわれるかもしれませんが、ショウはジャンプから落下攻撃を使う関係上、戦闘がほかキャラに比べ少し異なるため慣れるまで時間がかかるうえ、
ふくしゅぽてきにはこの落下攻撃スタイルのため戦闘のテンポ感が悪くなり、使っていてあまり楽しいという印象を受けません。(ショウが完凸したら間違いなく楽しそう。)
むしろ、ジャンプをしているときに敵が動き回って落下攻撃を命中できず、DPSを落とす原因になったり、遺跡ハンターなど高いジャンプが原因で戦闘がしずらくなる敵もいます。また前述した通り、現環境は敵の配置が散らばりやすく、集団戦闘の場合それが原因で広範囲落下攻撃を全体に当てらなかったり、アルベドスキルを再設置する必要が生まれたりと、環境対応力の低さの原因になる場合もあります。
正直、ショウをメインアタッカーとして使いたいのであれば、ショウを強化して火力で押し切れるようにショウハイパーキャリーを組むか、もしくはXiaoDenのように完凸ファルザンという条件を取り払って、エネルギー回復かつ火力分散できるようにする方が使いやすく火力も出しやすいと思います。
個人的評価
単体戦火力 ★★★★☆
集団戦火力 ★★★☆☆
環境対応力 ★★★☆☆
安定感 ★★★☆☆
有名=最強パーティではない!
というわけで今回有名だけど実はおすすめできない編成3選を紹介させていただきましたが、伝えたかった内容としては”編成名が有名なこと”=”最強編成”ではないということです。
おまけとして今回紹介した以外にも、有名だけど決して最強と言えない、DPS追及ではない編成は存在しており、
・玉皇妲帝
・荒瀧MonoGeo
などが挙げられるとは思います。
玉皇妲帝はQuickSwap的な戦闘で戦闘にテンポ感があり使用感が抜群な上、刻晴が再注目される機会になったから、
荒瀧MonoGeo編成には圧倒的安定感で、自分の戦い方を一方的に押し付けたような戦闘スタイルが楽しめ、特定元素のみの珍しい編成が生まれたから(また荒瀧の凸が進めば化ける)など何かしら理由があるため編成名が有名になっていく場合もあります。
もちろん、雷電ナショナル、国際タルタリヤ、往生夜行、ナヒーダ超開花など”高火力な最強編成”だからという理由もありきで編成名が有名になったパーティは存在しますが、
物珍しさ、ゴロの良さ、昔は強かったなどの理由から編成名が有名なパーティも存在するため”編成名が有名なこと”=”最強編成”ととらえないように注意が必要です。
また、当たり前ですが今回紹介してきた編成もキャラ育成度,聖遺物厳選,キャラ凸数次第では大きく化けるため、好きなキャラなどがいるようであればそのキャラ綿密な育成を行っていくスタイルでも全然良いと思いますし、今後の環境変化でまた評価が大きく一変するような可能性もありますのでご容赦ください。
というわけで今回は以上になりますが、最後に改めて、今回の記事はあくまで個人の意見であるという点にご配慮いただけますと助かります。何かしら参考になりますと嬉しいです。
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