蒸発(炎×水)について

炎元素と水元素を反応させることで発生する”蒸発”反応について解説します。

元素付着/元素量/元素付着CTといった概念が登場しますので先に下記記事を読んでからこの記事を読むことを推奨します。

蒸発反応の概要

炎元素と水元素を反応させることで発生する元素反応です。
炎元素ダメージもしくは水元素のダメージを純粋に強化する反応で、もともと高火力が出せるキャラクターのさらなる火力アップを狙いに行く反応になります。
蒸発反応は元素を付着する順番に応じてダメージUPの割合は下記のように変化します。

1.5倍蒸発[水→炎]について

水元素が付着した敵を炎元素で攻撃することで起こる蒸発反応になります。炎アタッカーが利用する元素反応になります。火力UP率は1.5倍で、もともと10,000与えていたダメージが単純に1.5倍され15,000となります。

後述する2倍蒸発に比べれば火力UP率は控えめと思われるかもしれませんが、蒸発反応を利用するとなったときはほとんどがこの1.5倍蒸発を利用します。理由は”元素量”で、炎元素攻撃での蒸発反応のもとになる水元素が消費されにくい点が挙げられます。(1Uの水元素付着状態の敵に1Uの炎元素攻撃で水元素は0.5U消費で済むため水元素付着状態が残る。)

簡単に言うと、1.5倍蒸発において先に付着している水元素(水元素下地)は油汚れで、炎元素攻撃で蒸発反応を起こしても水元素が落ちにくいとイメージしてもらえればOKです。これによって敵に水付着した状態が維持しやすいため、炎アタッカーは安定的に自身の炎攻撃火力を1.5倍にすることができます。

2倍蒸発[炎→水]について

炎元素が付着した敵を水元素で攻撃することで起こる蒸発反応になります。水アタッカーが利用する元素反応になります。火力UP率は2倍で、もともと10,000与えていたダメージが単純に2倍され20,000となります。

前述した1.5倍蒸発に比べれば火力UP率は大きく、多用したくなると思うのですが、2倍蒸発は基本的には安定して起こすことができません。理由は”元素量”で、水元素攻撃で蒸発反応を起こしたときにもとになる炎元素が消費されやすい点があげられます。(1Uの炎元素付着状態の敵に1Uの水元素攻撃で炎元素は2U消費でなるため一瞬で炎元素付着状態がはがれる。)

簡単に言うと、2倍蒸発において先に付着している炎元素(炎元素下地)はホコリみたいなもので、水元素攻撃で蒸発反応を起こすと簡単に炎元素が落ちてしまうイメージしてもらえればOKです。これによって、敵に付着した炎元素は簡単に剥がれ落ちてしまい、水元素下地に書き換わってしまいます。水元素キャラが安定的に2倍蒸発を起こすのは難しいのです。

ただし、Ver3.0以降の燃焼反応(炎×草)の登場によって、燃焼反応中は炎元素付着状態(炎元素下地)を維持しやすく、水アタッカーで2倍蒸発で火力を安定して出すことが以前に比べても容易にできるようになりました、

蒸発と元素熟知の関係

元素反応を起こす側のキャラクター(1.5倍蒸発でいうと炎元素キャラ)の元素熟知が高ければ、元素反応補正により、さらに蒸発反応の火力向上を狙うことができます。

蒸発反応はほかの元素反応に比べても、元素熟知の重要性はそれほど高くありません。
現状ほとんどの蒸発反応を駆使するキャラ達において、元素熟知は”あるに越したことはない”程度で、聖遺物時計に関しても基本的にはキャラに応じた”攻撃％”や”HP％”のものでよく、会心率、会心ダメージのサブステータスを下げてまで”元素熟知”時計にする必要はほとんどの場合ないという認識でよいと思います。

また、念のためキャラクターのLvは蒸発反応の火力補正に影響はしません。ただし、自身のステータスが向上することで蒸散する前の素の火力向上は1.5倍や2倍蒸発に少なからず影響可能。

※計算式はややこしいため記載しません。ご容赦ください。

蒸発と相性がいいキャラ＆パーティ

BEST1. 胡桃

BEST2．宵宮

BEST3．神里綾人

その他

まとめ

・炎元素攻撃を1.5倍、水元素攻撃を2倍の火力にすることができる元素反応
・元素消費量の観点で基本炎元素アタッカーが使う元素反応
・燃焼反応の登場で水元素アタッカーも実用的に利用できるようになった
・元素熟知の価値は”あったらいいな”程度
・行秋or夜蘭は蒸発編成を考えるうえで超重要パーツ

以上。その他の元素反応一覧に関しては下記ご参照ください。