あっす!ふくしゅぽやすです。
今回は、現状も最強キャラの一人として知られる鍾離の今後に関して考察していこうと思います。
鍾離が最強ではなくなる時代が来る?
今回この記事を書こうと思った理由は、“白朮”の登場があり、薄々思っていたことが現実的になってきたと感じたためです。もちろんいろんな意見、考えがあると思いますので参考程度にご確認いただけると嬉しいです。
先に結論をまとめると
圧倒的なシールド汎用性と引き換えにパーティ単位で見た時に最強DPSが追求できるキャラ性能がないから
と言うのが理由になります。
鍾離は全元素体制−20%の効果があるとはいえ、サポート効果が安定感確保に偏っておりいます。
そのため、正直キャラの育成が進めば進むほど、また今回の白朮ように同等の役割となるキャラが充実するほど、採用頻度は低下する印象があります。
この点に関して、鍾離の抱える問題点の観点から考察していこうと思います。
鍾離の抱える問題点
岩元素であることからパーティとして最強DPSを求めらる性能を有していない
鍾離の問題点は、いかんせん“岩元素”であることだと思っています。
岩元素は直接的に火力に直結する元素反応を持っておらず、結晶化反応で安定感の確保がメインになります。
比較対象として白朮を上げると、白朮も十分な安定感を確保しながら“草元素”であるため、開花、超開花、烈開花、激化など、現状でも強いとされる草元素関連の元素反応を狙いにいくことが可能です。
こういった元素反応面でのパーティDPSの貢献を鍾離は行うことができません。
それに加えて共鳴効果である“岩共鳴”も与ダメ+15%効果がシンプルに強力ではあるのですが、
岩元素を2枠採用するという形式のパーティの価値ももはや岩パ以外では薄れています…
岩共鳴が強化されてしばらくは、岩2胡桃編成やXiaoGeo編成など岩共鳴を利用した編成も多く見かけたのですが、現状、キャラの多様化でそれを超えるDPS編成がどんどん生まれ、あえてこの岩共鳴を使う必要はほとんどの編成で無いと感じています。
(余談ですが、現環境でも最強編成などといってXiaoGeoを紹介している人もまだ多くいる印象ですが、おそらくは編成名が有名で見てもらえるからと言う理由、もしくはショウの凸が進んでいて強いだけなのであまり信用しない方がいいと思います。)
シールド、回復キャラの充実
これもキャラの多様性と関係してくるのですが、もちろん、鍾離が実装された頃からは十分すぎるほどシールド、回復によってパーティの安定感を確保できるキャラが充実しました。
★5キャラでいうと
今回実装された白朮はもちろんのこと、安定感の確保という面ではの心海も十分すぎる性能を有しており、中断耐性という面では鍾離にかないませんが、DPS貢献できる元素反応を起こせる面や、回復性能では鍾離を凌駕するキャラ達です。(やはり★5のヒーラーやシールドキャラが追加されるごとに、こういった鍾離の優位性は若干下がっていくかもしれません。)
★4キャラでも鍾離ほどのシールド性能やサポートを両立するキャラはいないとは言え、凸依存がありますが代用になるキャラが増えています。
祭礼ディオナはそこそこのシールド更新をしながら爆発でそこそこの回復、完凸で+200の熟知バフこうかを有していますし、
レイラは12sと効果時間は短いですが鍾離にシールド硬さ4凸で通常重撃バフができます
トーマはシールド性能そこそこに、完凸で通常重撃バフ&炎共鳴攻撃バフも狙えますし、
煙緋はシールドがコンセプトなキャラではないのですが、龍ごろし&炎共鳴で大量の攻撃バフをしながらHP盛にすることでTNAKFEIといって十分なシールド性能も有することができます。
またヒーラーでの安定化の確保の面でも、最強バフをしながら安定的な回復が可能なベネットはもちろんのこと、
久岐忍の登場によって、十分な回復で安定感を確保しながら、熟知盛超開花アタッカーとしてパーティDPSに貢献できる安定感確保キャラがさらに充実しました。
シールドメタエネミーの充実
これは今に始まったはなしではないので今更と思われるかもしれませんが、
ウエルプ/ハウンド/シャドウハスクなどシールド貫通ダメージや、シールドがあることで敵がなかなか倒せなくなるなど、シールドメタのエネミー、ギミックが徐々に増えています。
これは完全に「ヒーラーいらなくね?」と言わしめた鍾離へのいやがら…アンチテーゼになっており、逆に言うとこれによって心海などのヒーラーキャラが再注目される結果を生んだともいえます。
鍾離である必要がある高DPS編成
ここまで、鍾離の問題点に着眼してきましたが、もちろん、鍾離だからこそできる強編成もあります。
往生夜行
まず間違いなく上がってくるのがこの往生夜行かと思います。
この編成は鍾離だからこそ組める編成の筆頭になります。
胡桃というキャラクターがHPを半分以下で戦うスタイルのキャラであるめ、パーティの安定感は基本的にシールドで賄うことがおすすめになります。
これを実現できるのが、圧倒的シールド性能を兼ね備えた鍾離であり、水共鳴がの効果も受けカッチカチのシールドを生成。敵の攻撃をほとんど無視した状態で高火力を叩き込めるようになります。
現環境でも特に単体ボスに対しては、強編成の一つといって相違ない火力が実現できます。
双狐双神
こちらも紹介したいのですが、双狐双神編成。
あまりメジャーではない編成かもしれませんが、こちらも現状の激化編成の中でもTOPから数えたほうが良いといえる編成です。
ティナリの爆発CT12sにパーティローテを合わせ、QuickSwap的に戦闘。高火力を継続的に叩き込む編成になるのですが、鍾離のシールドCTも12sであるため、ローテに組み込みやすく、さらにティナリは、重撃を3発撃ち込むとき、敵の攻撃の回避を気にせず、無視して攻撃し続けたいキャラになるため鍾離の固いシールドを最大限活用できます。
これ以外にももちろん岩パなども鍾離だからこそとして挙げられる編成なのでしょうが、個人的には現状岩パは安定感抜群で決して弱くはないのですが
火力を追求するのであれば荒瀧の凸に依存するため、万人が組みやすい高DPS編成とは言えないと思っています。
まとめ 鍾離はもう引かなくてもいい?
最後に、現状もう鍾離は今後必要ないのか?という疑問が生まれるかと思うのですが、個人的な意見をまとめますと、ここまで散々いっておきながら不要と言うわけではなく(笑)むしろ、現環境では無課金・微課金の方には安定感確保キャラが欲しいのであれば、間違いなくお勧めできるキャラです。
なんといっても汎用性が抜群なのが理由で、「とりあえず鍾離」で考えられる場面もまだまだ多いです。
キャラが充実していないうちはこの「とりあえず」ができるというのが、特に螺旋のような高難易度コンテンツではかなりいかせます。(若干螺旋でも前後半どちらもシールドメタエネミーが登場することはありますが、基本どちらかで鍾離が活躍できます。)
また先ほど岩元素が故に最強DPS追及ができないといいましたが、逆に言うと鍾離は付着力が高いキャラでもないため元素反応の邪魔をほとんどしない点やシールドを展開するだけで仕事は完結。またスキルCT12sなのに対し、継続は20sあるシールドは永続させることも容易などの点もよい点です。
ただし、今後に関しては正直なんとも言えません…!
前述した通り、★5のシールドヒーラーキャラが岩元素以外で充実すればするほどに、鍾離である必要性は薄れていくと思います。もちろん、調整がうまい運営なので鍾離を超えるような強度のシールドキャラは実装しないとは思いますが、火力につながる元素反応が起こせないという点から、必然的にキャラランクは下がっていくのだろうなと予想しています。
以上。今回はここまで!何かしら参考になったようでしたらうれしいです。